2023-01-26
親知らず抜歯後当日の過ごし方
基本的には通常通りの日常生活をお過ごしいただけます。
ただし、飲酒・激しい運動・長時間の入浴(シャワーはOK)など、
血行を促すような行動は控えるようにしましょう。
麻酔が切れ始める2~3時間後に痛みが出やすいので、処方された鎮痛剤や抗生剤をきちんと飲んで安静に過ごしましょう。
麻酔が切れた後のお食事について
麻酔が切れた後は、お食事も可能です。
(麻酔が効いている状態では唇、頬を噛まないように気をつけて下さい)
抜歯箇所を傷つけないように反対側でゆっくり噛むようにしましょう。
アルコール類、刺激物、硬いもの、熱いものは避けてください。
歯磨き、うがいについて
歯磨きは、抜歯箇所は磨かず、歯ブラシの毛先が当たらないように注意して、ほかの歯をやさしく磨きましょう。
小さめの歯ブラシを使用して抜歯箇所は避けて下さい。
ワンタフトブラシは、頭が小さく、簡易に奥歯に届くので、無理せず歯磨きを行う事ができるのでおすすめです。
うがいは、口に水を含み吐き出す程度にして下さい。
ブクブクうがいをしてしまうと、せっかくできた血餅(カサブタ)が取れてしまい、再出血の原因となります。
抜歯後の注意事項
1,ガーゼを噛むよう指示されている場合は、20~30分しっかりと噛んでください。
2,手術が終わってもしばらく麻酔が効いていますので、お食事は麻酔がさめてから(約1~2時間後)にとってください。
唇を噛んだり、熱い物を熱いと感じないため火傷をする恐れがあります。
3,帰宅後は下記のことを守るようにお願いします。
〈血行が良くなると、血行を促進します〉
・激しい運動や仕事を避け、安静にお過ごしください、
・刺激物やアルコール類はとらないでください。
・入浴は軽めにすませるか、控えてください。
〈内服薬について〉
・薬は指示通り服用してください。
もし、痒み、むくみ、下痢などの異常が生じた場合は服用を中断し、ご連絡ください。
〈出血した場合、また出血予防のために〉
・唾液に少量の血が混じる程度は心配ありませんが、新たに出血が認められた時には、清潔なガーゼなどを傷口に当てて、
約20分間しっかりと噛むか,指で押さえてください。
4,傷口を縫った場合は、約1週間後に糸抜きをしますが、まれに歯肉の腫脹により、糸が傷口の中に埋没していることがあります。
もし、糸を確認されましたらご連絡をお願いします。
5,次回の消毒までの1週間は、傷口の治りが悪くなるので、喫煙はお控えください。
抜歯後のお食事
抜歯した箇所は傷口になっていますので、当日は刺激物、硬いもの、熱いものは避けその部分を刺激しないようなものをお勧めします。
・お粥
・豆腐
・茶碗蒸し
・スープ
・ゼリー
・ヨーグルト
・スムージー など
抜歯後の注意点をいくつかご紹介しましたが、
他にも抜歯について不安なことがあればお気軽にお尋ねください。
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