2023-01-23
親知らずは当日抜歯可能?
親知らずの抜歯は、症状により当日出来る場合と、出来ない場合があります。
歯肉の腫れがあると、麻酔が効きにくくなり、抜歯後も痛みが出る事が多いため
当日の抜歯はおすすめ出来ません。
消毒やお薬でまずは炎症抑え、後日抜歯をしていきます。
特に炎症などがない場合は当日も抜歯が可能です。
但し、数日間は腫れる可能性があるため大事なご予定などない
お日にちでお考え頂きます。
親知らず抜歯の当日の流れ
①抜歯をする場合は、親知らずの生え方や骨の状態を確認するため
レントゲンとCTを撮ります。
②神経が近くなると顔面麻痺のリスクもあるので説明や、抜歯後の注意事項を
お読み頂き同意書へ署名して頂きます。
③表面麻酔・局所麻酔をし、抜歯を行います。
抜歯中もお痛みがあれば、麻酔を足すことが出来ます。
※抜歯自体に不安が大きい、痛みがどうしても不安な方は
静脈内鎮静法も視野に入れ、ご相談ください。
体調が優れないと、麻酔後に貧血のような症状が出る方もいるので違和感があれば、すぐにお伝えください。
抜歯時間は30分前後です。
骨との癒着が強かったり、根が曲がっている難抜歯は
1時間ほどかかることもあります。
④止血
抜歯後は止血ガーゼを噛んで頂きます。
ほとんど血が止まった状態でお帰り頂くので
15分ほど経つとガーゼは捨てて頂いて大丈夫です。
抜歯後は抗生物質と痛み止めのお薬を処方します。
⑤消毒
1週間ほどで消毒に来て頂きます。
縫合していた場合は抜糸もします。
抜歯後は食べ物が抜いたところに入ったり感染しやすいため、
消毒と周りのクリーニングも行います。
抜歯の費用はどれくらい?
保険証の3割負担だと、CTと親知らず抜歯一本で¥7,000~¥8,000程です。
上下同時に2本抜歯も可能なので、歯の本数、処置工程によって料金は変動します。
初診の方は、初診料や他の検査が必要な場合、その金額も加算されます。
上下の2本を同時に抜歯は可能ですが、左右の2本を同時に抜歯は
基本的には行っておりません。
今回は親知らず抜歯の当日の流れや費用についてご紹介しましたが、
そのほか抜歯について不安に思うこと、ご自身の親知らずの状態が気になる方は
ぜひ当院にご相談ください。
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