神経を抜いた歯が痛む、、、再根管治療とは?

神経を抜いた歯が痛む、、、再根管治療とは?

 

 

 

 

 

【再根管治療とは?】

以前歯医者さんで神経を抜いたはずの歯に痛みが、、、

と言った経験はありますか?

歯の根の治療「根管治療」は以下の🔽「歯科の豆知識」でご説明した通り、

難しい治療となる場合が多いです。

🔽こちらのブログもご覧ください☆

 

歯の根の治療 根管治療について

 

そして『再根管治療』とは、

一度根管治療を行った歯に痛みや炎症がおきてしまった場合に、再度根管治療を行うことです。

 

狭い根の中で、神経の管は複雑に走行しています。

また、幅が細く狭くなっていたり、曲がっていることも多く、

その中を全て清掃・消毒することは難しい治療になります。

 

根管治療を行なった歯の痛みの原因は?

痛みの原因は細菌感染による炎症です。

痛みとは言っても既に歯の神経は死んでしまっているため、

冷たいものや温かいものが染みるといった痛みではなく、噛んだ時に痛みが出る特徴があります。

根の中で増殖した細菌は根の先まで進み、根の先に炎症を起こします。

そのため、噛んだ時に根の先に力がかかり痛みが出ることが多くなります。

治療中に細菌を目で見る事は難しいため、

新たに細菌が入らないよう徹底して治療する事で治癒に繋がります。

治療中に唾液が根の中に入るにを避けるため、手段として※ラバーダム防湿法があります。 

 

※ラバーダム防湿法とは

根管治療を行う際、治療部への細菌の感染を防ぎ無菌環境にすることが非常に大切です。

ラバーダムとは、治療部位以外を薄いゴムシートで覆い、

口内の唾液や細菌などが治療部位へ入り込んだりして細菌感染しないように防ぐ歯科器具です。

とくに再治療の場合は、細菌が根の先など奥深くまで入り込んでしまっており、

治療の成功率は著しく低下してしまいます。

また、何度も治療が繰り返されることで、

本来の管の形が壊されてしまうことも、治りにくい要因の一つです。

 

🔽ラバーダム防湿法について詳細に知りたい方は以下のブログもご覧ください☆

根管治療の必需品!ラバーダム防湿法

 

【再根管治療が必要なのはどんな場合?】

・根管治療後、数ヶ月から数年単位で違和感出て、噛みにくい

・痛みや腫れがある

・治療した歯の歯肉から膿が出る

・レントゲン上で根の先に膿が溜まり骨が溶けているのが写っている

以上のような症状がある場合は、もう一度根管治療を行う必要があります。

既に歯の中に詰めてある材料を一度除去して、根管をもう一度綺麗にしていきます。

 

【再根管治療になる原因とは?】

1.根管内の汚れの取り残し

2.※根管充填が不十分

   ∟※根管充填…根管内の洗浄、消毒が終わった後に薬を詰める治療法

3.根管は枝分かれしているため、見落としがあり未治療の根管がある

4.根管充填をしてから被せ物を入れるまで時間があき再度感染した

5.後に入れる被せ物の適合が悪く細菌感染した

6.歯根がもろくなり、破折した

   ∟根が割れると修復は出来ず、抜歯をご提案します

基本的な原因は歯の中が細菌に感染していることです。

口の中には沢山の細菌が存在しているので、

その細菌が歯の中に入らないようにしながら治療する必要があります。

 

最新の診療設備で

再根管治療には先述したラバーダムマイクロスコープを使用して

治療の成功率を高めていく必要があります。

 

気になるような症状(痛み以外でも)がある場合には、

1度そうした設備がある歯科医院に相談する事をおすすめします。

また、当院でもラバーダムやマイクロスコープを用いた治療を行なっておりますので、

お気軽にご質問くださいませ。

https://www.tomimori-shika.net

 

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